2014年 04月 12日
オイラが調べて・見て・感じた・ファミリーマート歴史②
その①
堤帝国の西友ストアーから産声をあげた
国産コンビニ「ファミリーマート」
以下に示すように、ほぼ同じ頃に、
コンビニビッグ3が産声を上げたことになる。
・セブンイレブン:1974年5月 (東京都江東区・豊洲店)
・ファミリーマート:1974年8月 (千葉県船橋市・太閣三山店)
・ローソン:1975年6月 (大阪府豊中市南桜塚・桜塚店)
米国大手コンビニの知名度、フランチャイズ実績に背を向けて
国産コンビニに拘った理由は分からない。
堤帝国の意地だったのかも知れない。
が、しかし
一般消費者から見た場合
アメリカ発だろうが、
日本発だろうが、違いは無かったのだ。
というか、
別にどうでもよかったのだ。
少なくともオイラにはそうだった。
もしかしたら、
流行に敏感な人々、
アメリカ好きの人々、
国際派インテリ層には
”おっ、セブンイレブンが日本にきたか!”
”なぬ、ローソンも日本にきたか!”
”いいねぇ~、アメリカで活躍してた頃を思い出すぜぇ~”
と、悦に浸れたかも知れない。
ただ、それだけだ。
さて、その後のファミリーマート史だが、
下記の通り、海外進出を推し進める。
まるでアメリカ発「セブンイレブン」と「ローソン」の逆を行く
日本発「ファミリーマート」のコンビニ輸出を打って出るのだ。
●1981年(昭和56年)
9月 (株)西友ストアーから営業と資産の譲渡を受け、同時に商号を「(株)ファミリーマート」に変更して事業開始
●1988年(昭和63年)台湾進出
●1990年(平成2年)韓国進出
●2003年(平成15年)
12月 日本発祥のCVSチェーンとして初めてアジア1万店を達成
●2009年(生成21年)
8月 日本発祥のコンビニエンスストアチェーンとして、初めて海外店舗数が国内店舗数を上回る
●2012年(平成24年)
2月 世界で20、000点を達成
このように、
ファミリーマートの歴史は ”出店攻勢” の歴史のように見える。
日本国内に飽き足らず、アジアへの猛烈な出店は凄まじいの一言に尽きる。
尋常ならぬバイタリティーと言ったらよいのか。
この猛烈拡張魂は、
「店舗オーナー」にも色濃く受け継がれていると思われる。
オイラには、たったひとつの実例でしか知らないが、
ファミリーマート店舗オーナーの服部玲央氏による「自伝的著書」である
「学歴なしの不良少年、サービス日本一のコンビニオーナーになる。」
発行:株式会社KADOKAWA 著者:服部玲央
を読むと、
服部氏は、23歳で2008年にファミリーマート店舗オーナーとなり、
5年で11店舗を展開するようになったと言うのだ。
並々ならぬ努力家であることは著書から十二分に伝わるが、
このバイタリティーを発揮できる ”風” がファミマにあることは十分に伝わる。
コンビニ戦国時代を
”猛烈拡張魂” で突き進んで行くのが、ファミリーマートなのだとオイラは思う。
ファミリーマート編はこれで終わりだ。
本文には、オイラの勝手なファミリーマート分析・解釈が多数含まれている。
それなりに本を読んだり、Webページで研究したりしたが、
”なんの裏付けも保証ない” ことを重々に伝えておくぜ。
再度、念のため書いておくが、
オイラは、「株式会社ファミリーマート」とはなんの関係もなく、
ファミリーマート関連企業、ファミリーマート取引先との繋がりも全くない。
単なる一般消費者である。
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